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水素LINK集

水素(すいそ、羅: Hydrogenium、英: hydrogenハイドロジェン)は、原子番号 1 の元素。元素記号は H。非金属元素のひとつ。元素の中で最も軽く、また宇宙で最も数が多い。地球上では水や有機化合物の構成要素として存在する。一般に「水素」という場合は、水素の単体である水素分子(水素ガス) H2 を示すことも多い。水素分子は常温では無色無臭の気体で、とても軽く、非常に燃えやすいといった特徴を持つ。高圧ガス保安法容器保安規則により、赤いボンベに保管するように決められている。


水素は宇宙で最も豊富にある元素であり、(ダークマターとダークエネルギーをのぞいた)宇宙の質量の 71% を占め、総量数では全原子の 90% 以上を占めている[1]。これらのほとんどは星間ガスや銀河間ガス、恒星あるいは木星型惑星の構成物として存在している。地球上では、主に化合物の状態で存在し、単体の水素分子の状態では天然ガスの中にわずかに含まれる程度である。地球の大気中には 1 ppm 以下とほとんど存在していない。宇宙における主系列星のエネルギー放射のほとんどはプラズマとなった水素の核融合反応によるもので、陽子-陽子連鎖反応とCNOサイクルという過程を経てエネルギーを発生させている。水素原子はこの2つの核融合反応を起こす担い手であり、宇宙全体の活動に深く関わりがある。

水素には、水素(軽水素)1H 、重水素 2H (略号D) 、三重水素 3H (略号T)の3つの同位体が知られている。このうち、最も軽い 1H は、1つの陽子と1つの電子のみによって構成されており、原子の中で唯一中性子を持たない。2007年現在、同位体は七重水素まで確認されている。七重水素(原子核は陽子1、中性子6よりなる)は重陽子を光速の3割まで加速してヘリウム8に衝突させて得られている。質量数が4以上のものは寿命が極めて短く、たとえば七重水素では10ゼプト秒ほどしかない。水素の同位体は、それぞれの特徴を活かして特徴的な使い方をされる。重水素は原子核反応での用途で、中性子の減速に使用され、化学や生物学では同位体効果の研究に使用されている。また、三重水素は原子炉内で生成され、水素爆弾の反応物質や核融合燃料、放射性を利用したバイオテクノロジー分野でのトレーサーや発光塗料の励起源として使用されている。水素原子は宇宙が誕生してから約38万年後に初めて出来たとされている。それまでは陽子と電子がバラバラのプラズマ状態で光は宇宙空間を直進できなかったが、電子と陽子が結合することにより宇宙空間を散乱されずに進めるようになった。これを宇宙の晴れ上がりと言う。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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